今回は、栃木県日光市で溶接の実習をがんばっている技能実習生の方にお話をうかがいました。
実習生の声~ベトナム人技能実習生~
実習生として日本に来てどのくらい経ちましたか?
日本に来て2年と2ヶ月くらいです。
日本に来るのに不安はありませんでしたか?
家族を母国に残して日本にくるのは不安でした。よくSNSで連絡を取ってはいますが、家族のことは心配に思います。
言葉の壁は感じますか?
最近は感じないです。実習で使う言葉や、やり方も把握したので特に問題ないです。
入国当初、言葉が通じなくて不便ということはありませんでしたか?
日本の従業員の方とはジェスチャーや単語で会話することが多かったですし、先輩の実習生がいろいろ教えてくれたので、そこまで不自由には感じませんでした。
日本の生活で、大変なことは何ですか
バイクに乗れないことです。自転車で買い物を繰り替えすのは大変だと感じます。
寮生活はいかがですか?
少し大変です。
寮に複数人で住んでいると、お風呂の時間やごはんの時間をある程度みんなで集団行動しなければならないので、自分勝手な人がいると少しみんな困惑してしまうことがあります。でも最近はあまり問題ありません。
エヌ・ビー・シー協同組合の和ポートでよいところや、これからお願いしたいことはありますか?
日本人の先生(サポートスタッフ)も、ベトナム人の先生(サポートスタッフ)も、とっても親切です。ハノイの日本語学校でも文化の違いについては学びましたが、日本の考え方やマナーを教えてもらったことで、より職場の日本人の方とも仲良くなれたと思います。
私たちが日本の文化を学ぶだけでなく、ベトナム人の考え方を職場の日本人にも説明してもらえたので、お互いの距離感が近くなったように思います。エヌ・ビー・シー協同組合のサポートスタッフの方には本当に感謝しています。