技能実習生の受入れならエヌ・ビー・シー協同組合

「技能実習生を受け入れたいけれども、我が社の職種は受入れ可能なのだろうか?」
そのような疑問をお持ちではありませんか?

実は技能実習生の受入れは、全ての職種で可能というわけではありません。技能実習生を受け入れる前に、御社の職種が受入れ可能な職種かどうか、さらにその職種の中に制度で定められている「必ず従事しなければならない作業」が含まれているかどうかを確認する必要もあります。
※関連情報:技能実習制度とは?

技能実習生の受入れ可能職種にはどういったものがあるのか、必ず従事しなければならない作業とは何なのか、詳しく見ていきましょう。

※2024年10月7日【林業】追加

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【技能実習が成功する8つのポイントと流れ】

この資料でわかること
技能実習生の国籍の選び方
技能実習生配属までの流れ
配属から2年目、3年目への移行方法
技能実習成功のポイント
目次

技能実習生の受入れが可能な職種

そもそも「技能実習生の受入れ可能職種」とは一体何を指すのでしょうか。

一般的に、技能実習2号に移行ができる、いわゆる移行対象職種のことを「技能実習生の受入れ可能職種」と呼びます。
つまり受入れ可能職種とは、技能実習1号の1年間、技能実習2号での2年間、合計3年間の技能実習が可能な移行対象職種のことを指します。

外国人技能実習機構は移行対象職種のことを以下のように定義しています。

「移行対象職種・作業とは、技能実習評価試験の整備等に関する専門家会議による確認の上、第2号又は第3号技能実習への移行に係る技能実習において技能実習生が修得等をした技能等の評価を客観的かつ公正に行うことができる公的評価システムとして整備された技能検定等を有する職種・作業の総称」

実習で修得した技能を「評価可能な試験が整備された職種」でのみ受入れ可能とすることで、実習の結果が明らかとなり、結果的に制度の意義が絵描いた餅になることを防いでいるのです。

技能実習生の受入れ可能職種は、2024年12月現在91職種167作業、さらに技能実習3号への移行対象職種は82職種153作業となっています。技能実習生を受け入れる前に、御社の職種がこれらに含まれているかどうかしっかり確認しましょう。監理団体に確認すれば詳しく教えてくれるので安心です。
⇒御社の職種が移行対象職種かどうか確認してみる

職種だけでなく業務も大事

移行対象職種に該当してさえいれば技能実習生の受入れが可能かというと、実はそうではありません。

移行対象職種には

  • ①作業定義
  • ②必須業務
  • ③関連業務、周辺業務
  • ④使用する素材、材料等
  • ⑤使用する機械、器具等
  • ⑥製品等の例
  • ⑦移行対象職種・作業とならない業務例

以上の7点が細かく決められており、これらに該当していないと受け入れることができません。

特に②必須業務と③関連業務、周辺業務は実習内容に関わる部分であるため、職種同様しっかり確認しましょう。
⇒必須作業が含まれているかどうか確認してみる

②必須業務

必須業務とは、実習生が受験する技能検定や評価試験を元に、技能実習生が習得しなければならないとされている業務のことを指します。

年間業務の50%以上従事できない場合、技能実習生を受け入れることができません

③関連業務、周辺業務

関連業務・周辺業務とは、必須業務に関連した業務を指し、実習中におこなっても問題ない業務とされています。
しかし、必須業務の割合を超えるなど、必要以上に行ってはならないと定められています。

必須業務が定められている意味

必須業務が定められている意味は、受入れ対象職種が決められている理由と同様に、技能実習制度が人材育成を目的とした制度であることに由来します。 検定試験や評価試験に対応した業務を行うことで、技能実習生の技能の習得を客観的に評価でき、能力の向上も客観的に測れるからです。

技能実習生の受入れには「受入れ可能な職種」かつ「年間50%以上必須作業に従事できる環境」である必要があります。その他にも、使用しなければならない材料、機械や器具なども細かく定められています。業務が該当するかどうか分からない場合はお気軽にお問い合わせください。
⇒職種・業務が該当しているか確認してみる

技能実習2号移行対象職種

それでは技能実習2号への移行対象職種をみていきましょう。

03-01 農業関係(3職種7作業)

03-02 漁業関係(2職種10作業)

⇒御社の職種・業務が該当しているか確認してみる

03-03 建設関係(22職種33作業)

職種名 作業名
さく井 パーカッション式さく井工事作業
パーカッション式さく井機を使用してさく井工事を行う。
【ロータリー式さく井工事作業】
ロータリー式さく井機を使用してさく井工事を行う。
建築板金 ダクト板金作業
空気調和設備、換気設備、排煙設備等に用いる建築設備の一つであるダクトを製作し、取り付ける作業をいう。
内外装板金作業
建築物の内装(内壁、天井等)、外装(外壁、屋根、雨どい等)に係る金属製内外装材を加工し、取り付ける現場施工作業をいう。
冷凍空気調和機器施工 【冷凍空気調和機器施工作業】
冷凍空気調和機器の据付け、分解、組立て及び調整作業並びに冷媒配管作業をいう。
建具製作 【木製建具手加工作業】
手工具等を使用し、木材の切断、加工、組立て、塗装、金具の取付けなどの諸工程をとおして木製建具の製品を製作・加工する作業をいう。
建築大工 大工工事作業
木造建築物に対する大工工事で、木材を加工して組立てを行い、家屋や神社仏閣などの木造建築物を建築する作業をいう。
型枠施工 型枠工事作業
組立て場所又は加工場で型枠材料を使用して加工図に応じた事前加工を行い、組立て場所及び加工場における楊重・運搬に係る作業を経て組立て場所(建設現場)における施工工程の組立て・解体に関する作業をいう。
鉄筋施工 鉄筋組立て作業
機械工具を使用して「鉄筋」を所定の寸法に「加工(切断・曲げ)」して配置し、所定の形状の骨組みに結束具及び結束線を使用して「手作業により組立てる作業」をいう。
とび とび作業
建築現場(木造建築物)、建設現場(高層・低層ビル工事)、土木工事現場(造成・道路・橋梁・ダム)等で足場等の仮設構造物の建て方、解体、重量物運搬等を行う作業を指し、とび作業の段取り、掘削・土止め及びその他の基礎工事作業を含めてとび作業という。
石材施工 石材加工作業
大理石(石灰岩の変成岩)、花こう岩〔御影石(みかげいし)〕等の石材を、手道具又は石工用機械を使用して、切断、表面研磨、像刻み、碑文彫り、石塔・石臼(いしうす)等の加工仕上げを行う作業をいう。
石張り作業
大理石(石灰岩の変成岩)、花こう岩〔御影石(みかげいし)〕、粘板岩(スレート)、砂岩、硬石・中硬石・軟石等の石材を張り石加工し、敷石張り工事、壁石工事、天井石工事等を各種工法により、床、壁、柱、塀、石垣等の躯体構築物等に張り付ける作業をいう。
タイル張り タイル張り作業
モルタル及び接着剤を使用し、割り付け図にしたがって段取り、タイル張り、化粧目地仕上げ等の工程により、磁器質、せっ器質、陶器質等のタイルを所定の位置に張り付け、表面を仕上げる作業をいう。
かわらぶき かわらぶき作業
屋根下地(野地板)に屋根工事(ここでは「瓦、厚形スレート等により屋根をふく工事」をいう。)を行う作業をいう。
左官 左官作業
こて(鏝)及びこて板を使用し、建物の壁や床、土塀などに対し、塗り仕上げる左官工事施工作業をいう。
配管 建築配管作業
「建設業法で定義された管工事」を行う作業をいう。
プラント配管作業
「プラント及びその関連設備並びに関連装置〔塔槽(とうそう)類・反応器・熱交換器・圧縮機・ポンプ・ブロワ・ろ過機・分離機・加熱炉等〕の連絡配管の管工事」を行う作業をいう。また、水道、ガス等の配管工事のうち水道メータ、ガスメータ等の流量測定装置から下流の配管作業が対象となる。
熱絶縁施工 保温保冷工事作業
冷暖房設備、冷凍冷蔵設備、動力設備又は燃料工業・化学工業等の各種設備の保温保冷工事作業をいう。
内装仕上げ施工 プラスチック系床仕上げ工事作業
左官が仕上げたコンクリート床や大工が仕上げた木造床の床面に基準線を引いて、中心からプラスチックタイルや塩化ビニルシートを床面や階段部に柄を合わせながら張り付ける作業をいう。
カーペット系床仕上げ工事作業
左官が仕上げたコンクリート床や大工が仕上げた木造床の床面及び階段に基準線を引いて、これに基づきカーペット等を床面や階段部に柄を合わせ縫製を施し敷き込む作業をいう。
鋼製下地工事作業
軽量鉄骨の鋼製下地に補強材料を使用して、電気溶接やビス止めにより、天井や壁下地を施工する作業をいう。
【ボード仕上げ工事作業】
天井や壁の鋼製下地や木製下地に、各種ボードを用途別にビス止め、ステープル止め、接着剤張りによりボード仕上げを行う作業をいう。
【カーテン工事作業】
カーテンの取付け場所の確認及び採寸、カーテンの製作及び施工の作業をいう。
サッシ施工 【ビル用サッシ施工作業】
建築物(主としてビル)の開口部に「窓」や「扉」等のビル用サッシを取り付ける作業をいう。
防水施工 【シーリング防水工事作業】
外壁と窓枠や、プレキャストコンクリート相互間の目地に防水を目的としてシーリング材を充填あるいは、はめ込む作業をいう。ペースト状の材料を充填して仕上げる不定形シーリング材と予め成形されたものをはめ込む定形シーリング材を使用する作業がある。
コンクリート圧送施工 【コンクリート圧送工事作業】
建設現場等に運搬された生コンクリート(レディミクストコンクリート)を、コンクリートポンプ(コンクリートポンプ車)と輸送管機材等を使用して、機械的圧力により所定の箇所又は所定の型枠内に圧送し配分(建設現場等で生コンクリートを流しこむこと。)する作業をいう。
ウェルポイント施工 【ウェルポイント工事作業】
地下水位の低下による地盤改良工事作業をウェルポイント工法(デイープウェル工事を除く。)により行う作業をいう。
表装 【壁装作業】
壁紙を建築物の天井、壁、床、造作、その他の部分に仕上げとして張り付ける作業をいう。
建設機械施工 【押土・整地作業】
押土・整地機械(ブルドーザ)を使用して走行操作、施工作業及び点検作業を行う。
【積込み作業】
積込み機械(トラクタショベル)を使用して走行操作、施工作業及び点検作業を行う。
【掘削作業】
掘削機械(油圧ショベル:バックホウ)を使用して走行操作、施工作業及び点検作業を行う。
【締固め作業】
締固め機械(ロードローラ)を使用して、施工作業(特別教育の受講修了証が必要)及び点検作業を行う。
築炉 【築炉作業】
炉を安定稼動させるため、炉の内面に、最新の施工技術を用いて、高度の品質管理により耐火物を施工する作業をいう。

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03-04 食品製造関係(11職種19作業)

職種名 作業名
缶詰巻締 【缶詰巻締】
缶詰又は缶詰用空缶に缶蓋又は缶底蓋を二重巻締法によって接合する作業をいう。
食鳥処理加工業 【食鳥処理加工作業】
食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律に基づく都道府県知事の許可証を有している事業所で行う、次の①から⑤の一連の作業をいう。
①生体受入作業、②食鳥処理(湯漬(ゆづけ)、脱羽(だつう、と体洗浄、内臓摘出及び内臓処理等))作業、③中抜きと体作業、④食鳥解体作業、⑤生鮮肉管理作業
加熱性水産加工食品製造業 【節類製造】
魚体をラウンドあるいは、縦に二分又は四分したものを煮熟、焙乾、かび付け、切削し、製品である節類を製造する作業をいう。
【加熱乾製品製造】
魚介藻類(加工原料)を加熱後、乾燥させることにより貯蔵性を付与した加熱乾製品を製造する作業をいう。加熱乾製品とは、魚介藻類を煮熟後乾燥させたものの総称である。
【調味加工品製造】
魚介藻類又はその乾製品に調味液を加え、味付けを行って調味加工品を製造する作業をいい、さらに貯蔵性を高めるために、煮つめたり、乾燥機、焙焼機等による乾燥を行って調味加工品を製造する作業をいう。
【くん製品製造】
くん材を用い、その周辺に魚介類を置き、煙でいぶし乾燥させ、くん製品を製造する作業をいう。また、調味くん製品製造は魚介類を調理・調味して、高温で短時間くん乾して、くん製品を製造することをいう。
非加熱性水産加工食品製造業 【塩蔵品製造】
魚介藻類又は魚卵等に塩蔵処理を施し塩蔵製品を製造する作業をいう。
【乾製品製造】
魚介藻類を低温又は常温下で乾燥することにより、貯蔵性を付与した非加熱性の乾製品を製造する作業をいう。
【発酵食品製造】
魚介類を、丸のまま、筋肉・内臓・精巣・卵巣、又はそれらの混合物に食塩を添加し、腐敗細菌の増殖を防止し、原料に含まれる酵素、細菌及び酵母等の発酵作用により独特の風味をもつまで熟成させて発酵食品を製造する作業をいう。
【調理加工品製造】
生鮮魚介藻類を生のまま食することができるよう、非可食部を除いた上で、ブロック、柵、ロイン、フィレ、剥き身、スライス等に整形し、高鮮度を維持するために、冷蔵又は冷凍する作業(ふぐの有毒部位の除去等の作業者に関する法令による営業上の規制がある作業を除く)をいう。
水産練り製品製造 【かまぼこ製品製造作業】
魚肉に2~3%の食塩を加え、擂り潰して粘稠(ねんちゅう:ねばりけがあって密度の濃いこと。)な肉糊状とし、板付けやちくわ等に成形し、加熱凝固させたかまぼこ製品の製造作業をいう。
牛豚食肉処理加工業 【牛豚部分肉製造作業】
牛豚部分肉製造工程は、次の①から⑦までの一連の作業工程をいい、牛豚部分肉製造作業は技能実習2号までは①②④⑤を、技能実習3号では①②③④⑤を必須業務とし、⑥⑦は関連業務とすること
①枝肉の管理作業(枝肉の損傷防止、冷蔵庫から枝肉を搬出し、部分肉製造作業場へ枝肉搬入する作業) → ②枝肉検品作業(枝肉の損傷等の確認する作業)→③大分割作業(原則として牛は4部位、豚は3部位に分割する作業) → ④小分割作業(脱骨作業) → ⑤整形作業(各部分肉の内側、外側に付着している血液、リンパ節、壁側胸膜、肉片、腱、靱帯及びその他汚染されているところの肉や脂肪を除去して、商品形態を整える作業) → ⑥検品作業(金属探知機等による部分肉製品の検査作業) → ⑦真空包装作業(真空包装設備による包装作業)
【牛豚精肉商品製造作業】
牛豚精肉商品製造作業とは、牛豚部分肉から牛豚精肉商品を製造する作業で、次の①~⑥までの一連の作業工程をいう。①原料準備作業→②原料処理作業→③カッティング作業→④盛付作業→⑤包装・計量・値付け作業→⑥製品検品作業(金属探知機を含む)各工程の前提として、製造環境の一般衛生管理及びHACCPの考え方を取り入れた衛生管理作業を行う。
ハム・ソーセージ・ベーコン製造 【ハム・ソーセージ・ベーコン製造作業】
①ハム・ソーセージ・ベーコン製造作業のうちハム製造作業主として豚ロース肉や豚もも肉等の肉塊を塩せきした後、ケーシングに充てんしてくん煙、加熱等の加工をした製品(ハム類)を製造する作業をいう。
②ハム・ソーセージ・ベーコン製造作業のうちソーセージ製造作業種々の原料食肉を挽き肉にして塩せきや調味をした後、ケーシングに充てんして乾燥、くん煙、加熱等の加工をした製品(ソーセージ類)を製造する作業をいう。
③ハム・ソーセージ・ベーコン製造作業のうちベーコン製造作業主として豚ばら肉・豚肩肉等を塩せきした後、ケーシングを使用せずにくん煙した製品(ベーコン類)を製造する作業をいう。
パン製造 【パン製造作業】
小麦粉等の原料を計量し、水とパン酵母を加えてよく捏ね、パン生地(以下生地という。)をつくる。生地を発酵させた後に、所定の大きさに分割し、最終発酵室(ホイロ)に入れ、適度な温度や湿度を保って発酵させ、生地を膨張させる。膨張した生地をオーブン等に入れ、所定の時間加熱し、パンを焼き上げる作業をいう。
そう菜製造業 【そう菜加工作業】
大量製造用調理機械(使用する機械、設備、器工具等の欄参照)を使用し、食材原材料の下処理、炊く、茹でる、揚げる、炒める、煮る、焼く、蒸す、合える(和える)等の調理加工及び殺菌処理等により惣菜加工品を製造する作業をいう。
農産物漬物製造業 【農産物漬物製造作業】
野菜、果実等の農産物主原料を、受入れ、カット、洗浄・除菌等の前段作業の後に、塩漬け(下漬け)し、一定時間経過後にそれを取り出して、水に浸漬して脱塩させる。脱塩後は別途調製した調味液に漬込み(本漬け)し、最終製品に仕上げる。さらに、計量、包装作業を経て、殺菌を必要とする品目については加熱殺菌を行い、異物検査を経て製品出荷ができる状態に至るまでの一連の行程を行う作業をいう
医療・福祉施設給食製造 【医療・福祉施設給食製造作業】
医師等の指導に基づいて、食材原材料の下処理、炊く、茹でる、揚げる、炒める、煮る、焼く、蒸す、合える(和える)等の調理加工、計量、盛付、及び殺菌処理等により、医学的な管理等を必要とする者の症状等に応じて、食事を製造する作業をいう。

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03-05 繊維・衣服関係(13職種22作業)

職種名 作業名
紡績運転 【前紡工程作業】
綿状の繊維を解きほぐし、短い繊維や夾雑物を取り除き、繊維の平行度、均整物を向上させてスライバーとし、さらに粗糸にする(中間製品を作る工程で、精紡工程の前段階工程)作業をいう。
【精紡工程作業】
精紡機で、粗糸(繊維束)を所定の太さに引き伸ばし、撚りを掛けて糸(単糸)にする作業をいう。.
【巻糸工程作業】
巻糸機で精紡管糸(コップ)の糸の欠点を除去し、所定のパッケージ(チーズ、コーン)に巻き返す作業で、仕上工程とも呼ばれる作業をいう。
【合ねん糸工程作業】
2本以上の糸を引きそろえ(合糸)、均整な撚りをかけ(撚糸)て強伸度の大きい糸や特殊な風合い・外観の糸を作る(仕上工程の一部)作業をいう。
織布運転 【準備工程作業】
整経(せいけい)、糊付(のりつけ)、経通し(へどおし)、緯巻(よこまき)作業をいう。
【製織工程作業】
準備工程で用意された経糸、緯糸を、「織機」を使って織物組織になるよう「経糸を開口(かいこう)、決められた緯密度(よこみつど)になるよう緯入れ(よこいれ)、筬打ち(おさうち)」して織物を作る作業をいう。
【仕上工程作業】
織機で織り上げた織物(生機(きばた))に対し、検反(けんたん)・修正・格付け、折り畳み・ロール巻、荷造りを行う作業をいう。
染色 【糸浸染作業】
浸染用機械を使用し、染料を溶解した染色液に被染色糸を浸漬し、助剤、温度の働きで繊維に染料を吸着、固着させる作業をいう。
【織物・ニット浸染作業】
浸染用機械を使用し、染料を溶解した染色液に被染色織物・ニットを浸漬し、助剤、温度の働きで繊維に染料を吸着、固着させる作業をいう。
ニット製品製造 【靴下製造作業】
靴下編立て仕様書に基づき、靴下編機(小直径の丸編機)を使用し、生地を靴下の形状に編み立てる方法により、靴下を製造する作業をいう。
【丸編みニット製造作業】
編立て仕様書に基づき、丸編機を使用し、生地を円筒状に編み立てる方法により、丸編ニット生地を製造する作業をいう。
たて編ニット生地製造 【たて編ニット生地製造作業】
編立て仕様書に基づき、たて編機を使用し、たて編ニット生地を編立て製造する作業をいう
婦人子供服製造 【婦人子供既製服縫製作業】
型紙に従って布地を裁断し、裁断された洋服の部品となる生地をミシンなどで縫製を行い、アイロン・プレス操作を行いながら仕上げ、製品検査を行い婦人・子供既製服を仕立てる作業をいう。
紳士服製造 【紳士既製服製造作業】
型紙に従って布地を裁断し、裁断された洋服の部品のとなる生地をミシンなどで縫製を行い、アイロン・プレス操作を行いながら仕上げ、製品検査を行い紳士既製服を仕立てる作業をいう。
下着類製造 【下着類製造作業】
下着類(※1)の部分(パーツ)となる生地を4種類以上の縫製ミシン(※2)を使用して縫製・仕上げ、製品検査を行い、下着類を製造する作業をいう。
(※1)下着類とは、ニット製肌着、織物製肌着、ニット製装飾下着、織物製装飾下着、ファンデーションガーメント、その他の下着であること。
(※2)下着類製造用ミシンとは、本縫い1本針ミシン、本縫い2本針ミシン、2点千鳥縫いミシン、4点千鳥縫いミシン、1本針オーバーロックミシン、2本針オーバーロックミシン、閂(かんぬき)ミシン、扁平縫いミシン、電子サイクルミシンなどをいう。
寝具製作 【寝具製作作業】
測定器具、裁断用機械器具、縫製用機械器具、わた入れ用機械器具及び仕上げ用機械器具(キルティングマシン等)等を使用して、生地 の採寸・裁断、側縫製、わた入れ、わた入れ口縫製、キルティング加工等を施し、掛けふとん及び敷きふとんを仕立てる作業をいう。
カーペット製造 【織じゅうたん製造作業】
「12尺(3.64m)巾以上の織じゅうたん織機」を使用し、パイル糸、地経(じたて)糸、緯(よこ)糸、締経(しめたて)糸で織じゅうたんを製造する作業をいう。
【タフテッドカーペット製造作業】
「4m巾以上のタフティングマシン」を使用し、パイル糸でタフテッドカーペットを製造する作業をいう。
【ニードルパンチカーペット製造作業】
「2m巾以上のニードルパンチ機(ドライヤー付き)」を使用し、ウェブ用素材でニードルパンチカーペットを製造する(表皮層を伴う製品の製造に限定する。)作業をいう。
帆布製品製造 【帆布製品製造作業】
帆布(カンバス)又はそれと同等の化学繊維材料でできた生地を裁断、縫製し、帆布製品(テント、シート、コンテナバッグ等)及びテント構造物等を製造する作業をいう。また、必要に応じてフレーム等への取付け作業も含まれる。
布はく縫製 【ワイシャツ製造作業】
各種布はく縫製品に使用する織物を裁断し、縫製機械(各種ミシン等)を使用して縫製し、ワイシャツを製造する作業をいう。
座席シート縫製 【自動車シート縫製作業】
総合送りミシン・上下送りミシン等の工業用ミシンを使用して、裁断品(※1原反が形状カットされたもの)と副資材(※2樹脂部品等)を部品縫い→仕掛品縫い→まとめ縫い等の手順に従って縫い合せ自動車シート縫製製品(※3付属製品含む)を製造する作業を言う。(※4)
※1 裁断品とはレザー、ファブリック、2層ラミネート、3層ラミネート等のことをいう。
※2 副資材とは樹脂部品(フック・プレート等)、ゴム品、綿布等のことをいう。
※3 自動車シート縫製製品(附属製品)はフロントシート、リヤーシート、ヘッドレスト、アームレスト、ドアトリム、コンソール等のことをいう。
※4 自動車シートは四輪車のシートを指し、二輪車(自動二輪等)は除く。

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03-06 機械・金属関係(17職種34作業)

職種名 作業名
鋳造 【鋳鉄鋳物鋳造作業】
鋳鉄を溶かして鋳型に注ぎ込み、冷えて固まった後で鋳型から取り出し、目的に応じた製品に仕上げる作業をいう。
非鉄金属鋳物鋳造作業
銅及び銅合金、アルミニウムとアルミニウム合金及びマグネシウムとマグネシウム合金等を溶かして鋳型に注ぎ込み、冷えて固まった後で鋳型から取り出し、目的に応じた製品に仕上げる作業をいう。
鍛造 【ハンマ型鍛造作業】
ハンマ型鍛造機に型彫された金型(上下)を取り付け、この金型の中に材料(ビレット:寸法切りした材料のこと。)を入れて打撃し、鍛造製品の成形を行う作業をいう。
【プレス型鍛造作業】
プレス型鍛造機に型彫された金型(上下)を取り付け、この金型の中に材料(ビレット:寸法切りした材料のこと。)を入れて加圧し、鍛造製品の成形を行う作業をいう。
ダイカスト 【ホットチャンバダイカスト作業】
ホットチャンバダイカストマシンを使用して行う鋳造作業をいう。
射出部(加圧室)が溶湯の中にあるダイカストマシンで、その特徴は、①主として亜鉛合金、マグネシウム合金などの鋳造に使用される。②射出部が溶湯中にあるので注湯する必要がなく、鋳造サイクルが早い。③鋳造圧力が低い(7MPa~25MPa)。④酸化物、空気の巻込みが少ない。
【コールドチャンバダイカスト作業】
コールドチャンバダイカストマシンを使用して行う鋳造作業をいう。
射出部(加圧室)が溶湯の中にないダイカストマシンで、その特徴は、①大型マシンによる大物ダイカストが生産できる。②サイクルごとにスリーブに注湯する。③鋳造圧力を高くすることができる(20~120MPa程度)。
機械加工 【普通旋盤作業】
普通旋盤を使用し、材料の形状や材質に応じて、加工方法や切削条件(切削速度、切込み、送り)等の各種調整を行った後、加工物を回転させ、刃物台に取り付けられた刃物(バイトと呼ばれる工具)に送りを与え、目的に応じた切削加工を行う作業をいう。
【フライス盤作業】
フライス盤を使用し、材料の形状や材質に応じて、加工方法や切削条件(切削速度、切込み、送り)等の各種調整を行った後、工具(回転刃)を回転させ、万力に取り付けられた加工物に送りを与え、目的に応じた切削加工を行う作業をいう。
【数値制御旋盤作業】
数値制御旋盤を使用し、材料の形状や材質に応じて、加工方法や切削条件(切削速度、切込み、送り)等のプログラムの編集・入力した後、自動運転により加工物を回転させ、刃物台に取り付けられた刃物(バイトと呼ばれる工具)に送りを与え、目的に応じた切削加工を行う作業をいう。
【マシニングセンタ作業】
マシニングセンタを使用し、材料の形状や材質に応じて、加工方法や切削条件(切削速度、切込み、送り)等の各種調整を行った後、数値化した加工データのプログラム作成して、主軸に取り付けられた切削工具を回転させて、目的に応じた切削加工を行う作業をいう。
金属プレス加工 【金属プレス作業】
「動力プレス機械」を用いて「金属板」を「金型により所定形状に成形する冷間加工」を行う作業をいう。
鉄工 【構造物鉄工作業】
渡された図面にしたがって、構造物鉄工作業(構造物鉄工加工)を行い所定の構造物を製作する作業をいう。
工場板金 【機械板金作業】
板金加工用機械(パンチングマシン、レーザマシン、ベンディングマシン、シャーリングマシン等)を使用し、金属の平板(厚さ6mm程度まで)で筐体製品・部品を形作る作業をいう。
めっき 【電気めっき作業】
電解液中で、めっきされる金属製品を陰極にし、皮膜形成させたい金属を陽極にして、直流電流を通し、陽極を電気分解して金属イオンとし、電解液中を通って陰極即ち被めっき物(製品)に金属皮膜を形成する作業をいう。
【溶融亜鉛めっき作業】
溶融している亜鉛の中に製品(部品)を浸漬して引き上げ、製品の表面に亜鉛の皮膜を形成させる表面処理作業をいう。
アルミニウム陽極酸化処理 【陽極酸化処理作業】
電解浴中でアルミニウム製品を陽極(+極)にして電解処理し、酸化皮膜を形成する作業をいう。
仕上げ 【治工具仕上げ作業】
たがね作業、やすり作業、きさげ作業、穴あけ作業、けがき作業、みがき作業等の各種作業により所定の精度を要する治工具製作を行う作業をいう。
【金型仕上げ作業】
研削等の工作機械を用いたり、手作業による部品のはめ合わせや平面のすり合わせを行い、金型の表面粗さ、表面性状等を向上させる作業をいう。
【機械組立仕上げ作業】
機械装置のはめ込み作業、圧入作業、かしめ作業などにより、機械装置の分解・組立て・調整・心出し等を行い、部品や機械を仕上げる作業をいう。
機械検査 【機械検査作業】
各種機械の部品及び作動機構の加工・組立・調整における精密測定作業並びに測定機器の精度検査及び調整作業をいう。
機械保全 【機械系保全作業】
機械保全は機械単体の保全ではなく、工場や生産ラインに設置されている機械設備全体の故障や劣化を予防し、維持・保全する業務である。機械系保全作業は、機械要素(機械を構成する最小機能単位)等の機械系の異常、損傷、腐食の発見や原因の究明、対応策の検討及び対応作業等を行う作業をいう。
電子機器組立て 【電子機器組立て作業】
電子回路基板への部品の取付けや接続・接着等により、電子回路を内蔵した各種機器の総合的な組立て及び点検を行い、併せて電気系や機構系における調整や測定等の作業をいう。
電気機器組立て 【回転電機組立て作業】
鉄心に銅線を巻いて発電機・電動機の部品となるコイルをつくり、他の部品等を組み合わせて、発電機・電動機を組立て、調整する作業をいう。
【変圧器組立て作業】
変圧器、変流器、変成器の組立て、調整する作業をいう。
【配電盤・制御盤組立て作業】
配電盤や制御盤等を組立て、配線し、必要な試験を行って規格どおりに調整する作業をいう。
【開閉制御器具組立て作業】
高低圧遮断器や開閉器などの開閉制御器具を組み立てる作業をいう。
【回転電機巻線製作作業】
発電機・電動機のコイルを製作する作業をいう。
プリント配線板製造 【プリント配線板設計作業】
電子回路基板(プリント配線板、プリント配線実装基板、モジュール基板、モジュール実装基板、電子回路実装基板等)の設計作業をいう。
【プリント配線板製造作業】
電子回路基板(プリント配線板、プリント配線実装基板、モジュール基板、モジュール実装基板、電子回路実装基板等)の製造作業をいう
アルミニウム圧延・押出製品製造 【引抜加工作業】
押出加工あるいは連続鋳造圧延加工により得られた、アルミニウム及びアルミニウム合金の棒、線を用い、元材先端をスウェージング加工により細径 化し、ダイスを通し引き抜くことで細径且つ寸法精度のよい棒・線を加工する作業をいう。また、技能実習事業場は以下の安全衛生活動が行われている。
1.安全衛生法令に基づき、従業員の安全と健康の確保を目指した作業管理・健康管理の諸活動の展開。
2.事業場の安全衛生の方針・目標・計画・組織が明確になっていて、全従業員が参加する活動。
【仕上げ作業】
圧延加工、押出加工、引抜加工で得られたアルミニウムおよびアルミニウム合金の材料を用い、顧客の要求仕様に仕上げる作業であり、製品の歪を 除去し、製品寸法に切断し、製品を検査する作業をいう。また、技能実習事業場は以下の安全衛生活動が行われている。
1.安全衛生法令に基づき、従業員の安全と健康の確保を目指した作業管理・健康管理の諸活動の展開。
2.事業場の安全衛生の方針・目標・計画・組織が明確になっていて、全従業員が参加する活動。
金属熱処理業 【全体熱処理作業】
金属を変態点以上に加熱した状態から水、油又は空気で冷却する熱処理で、材質、形状、使用目的等によって、加熱及び冷却方法を変え、必要な特性を付与する作業をいう。本職種・作業で技能実習生を受入れる事業所は、以下の①または②の要件を満たす必要がある。
①専業で金属熱処理を行っている事業所(日本標準産業分類の細分類2465に該当する事業所)
②事業の一部に金属熱処理の部署等があり、以下の両方の要件を満たす事業所
・金属熱処理に専属で従事している常勤職員が10名以上在籍していること
・金属熱処理技能士(特級又は1級)が1名以上勤務していること
【表面熱処理(浸炭・浸炭窒化・窒化)作業】
金属表面に炭素や窒素を固溶・侵入させることで、硬度や機械的性質を変化させ、製品・部品に使用される素材の特性を高める作業をいう。 表面熱処理(浸炭)作業:高温の鋼に炭素が固溶する現象を利用した熱処理で、雰囲気中の炭素を鋼表面に侵入、内部拡散させ炭素の多い表面層を作り硬化する。 表面熱処理(浸炭窒化)作業:炭素と同時に窒素を侵入させ表面層を作り硬化する。浸炭に比べ、浸炭層は浅いが焼入性が高いため、安価な低炭素鋼に適用。 表面熱処理(窒化)作業:鋼を含窒素雰囲気中で加熱し、鋼の表面に窒化物を形成させ硬化する。浸炭に比べ変形が少ないため軽荷重の高寸法精度品に適用。
本職種・作業で技能実習生を受入れる事業所は、以下の①または②の要件を満たす必要がある。
①専業で金属熱処理を行っている事業所(日本標準産業分類の細分類2465に該当する事業所)
②事業の一部に金属熱処理の部署等があり、以下の両方の要件を満たす事業所
・金属熱処理に専属で従事している常勤職員が10名以上在籍していること
・金属熱処理技能士(特級又は1級)が1名以上勤務していること
【部分熱処理(高周波熱処理・炎熱処理)作業】
金属表面に誘導加熱の原理を利用して発生させた電磁気や高温の炎を直接あてることによって、急速に加熱・冷却することで硬度や機械的性質を変化させ、製品・部品に使 用される素材の特性を高める作業をいう。 部分熱処理(高周波熱処理)作業:高周波コイルによって発生させた電磁気で、鋼表面を急速に加熱・冷却して焼入硬化する熱処理で、自動化が容易で大量品処理に適用。 部分熱処理(炎熱処理)作業:鋼に直接高温の炎を当てて加熱し急冷却することで焼入硬化する熱処理で、作業者の勘に頼る部分が多く、少量多品種に適用。
本職種・作業で技能実習生を受入れる事業所は、以下の①または②の要件を満たす必要がある。
①専業で金属熱処理を行っている事業所(日本標準産業分類の細分類2465に該当する事業所)
②事業の一部に金属熱処理の部署等があり、以下の両方の要件を満たす事業所
・金属熱処理に専属で従事している常勤職員が10名以上在籍していること
・金属熱処理技能士(特級又は1級)が1名以上勤務していること

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03-07 その他(21職種38作業)

職種名 作業名
家具製作 【家具手加工作業】
手工具等を使用し、提示された図面等に基づき「木取り」、「木作り」、「墨付け」、「仕上げ」、「組立て」、「仕込み・釣込み」等の諸工程をとおして木製家具の製品を製作・加工する作業をいう。
印刷 【オフセット印刷作業】
オフセット印刷機を使用し、印刷物を印刷する作業をいう。
【グラビア印刷作業】
グラビア印刷機を使用し、印刷物を印刷する作業をいう。
製本 【製本作業】
製本用材料として印刷された定期出版印刷物、不定期出版印刷物、宣伝用印刷物、業務用印刷物、事務用品印刷物、その他の出版印刷物、その他の商業印刷物、表紙、カバー及び扉等及び製本に必要な材料等を使用して製本する作業をいう。
プラスチック成形 【圧縮成形作業】
圧縮成形条件を設定した後で、加熱した金型内にプラスチック材料を投入(上型と下型からなる金型の下型に入れる)し、圧力をかけながらこれを加熱溶融させ、充分硬化させた後、当該成形品を取り出す一連の作業で、これを圧縮成形(コンプレッション成形)という。
【射出成形作業】
プラスチック材料を加熱し、当該成形品を作成するに適した成形条件(樹脂温・射出圧力・射出時間・射出速度・計量値・金型温度・背圧等々)を設定し、溶融されたプラスチック材料を金型の中へ高圧で充填し形を作る作業をいう。
【インフレーション成形作業】
溶融されたプラスチック材料を丸ダイを通じて円筒状に押し出し、空気で膨らまして風船状にした後、冷却しロール状にする作業をいう。
【ブロー成形作業】
溶融されたプラスチック材料を、チューブ状に予備成形(パリソン)し、内部に空気を吹き込んで中空製品を作る作業をいう。(ガス射出成形と異なる点は、試験管状やパイプ状の製品の壁厚の基になるものが予めできていることである。)
強化プラスチック成形 【手積み積層成形作業】
主に常温硬化樹脂を使用し、手作業(接触圧)で型(雄型又は雌型を使用)内に強化材(布やグラスファイバ等の繊維マット)に液体状の樹脂等を刷毛(はけ)やローラで含浸させ、脱泡しながら所定の厚さまで積層成形し、常温の大気圧中で放置して硬化させる作業をいう。
塗装 【建築塗装作業】
建築物内外部のコンクリート、木部、金属、ボード類、モルタル等の素地に対して行う塗装及びこれに関連する作業をいう。
【金属塗装作業】
金属性素材や非鉄金属・合金材及びめっき材等で構成される対象物に対して行う塗装及びこれに関連する作業をいう。
【鋼橋塗装作業】
鋼製橋梁や鋼構造物等を構成する構造物または付属物に対して行う塗装及びこれに関連する作業をいう。
【噴霧塗装作業】
噴霧塗装用の機械、噴霧塗装用設備等を使用して工業塗装作業等における被塗装物及び塗料の種類に応じた噴霧塗装の方法により行う作業をいう。
溶接 【手溶接】
アーク溶接機を使用し、手作業による溶融溶接(融接)を行う。
【半自動溶接】
半自動アーク溶接機を使用し、手作業による溶融溶接(融接)を行う。
工業包装 【工業包装作業】
工業包装作業は、物品を輸送、保管することを主目的として施す作業であり、内装及び外装作業をいう。
紙器・段ボール箱製造 【印刷箱打抜き作業】
打抜加工機を使用して多面付けで印刷及び表面加工されてきた板紙を1個型に打抜き、同時に箱に折り曲げるための罫線を入れる作業をいう。
【印刷箱製箱作業】
打抜き加工(印刷済み)により1個型になったブランクシートに仕上げ加工機(製箱機)を使用してくせ折り、接着剤による貼り合わせ及び折りたたみ加工をする作業をいう。
【貼箱製造作業】
貼箱製造器(罫入機、角切機、断裁(裁断)機、糊付け機等)を使用し、貼箱(※)の材料(板紙、薄紙等)をテープ止め、くるみ、折り込み等を行う作業をいう。
【段ボール箱製造作業】
段ボール箱製造機械を使用し、段ボール箱(注1)〔段ボール(注2)で作った箱〕の製造を行う作業をいう。
陶磁器工業製品製造 【機械ろくろ成形作業】
機械ろくろ成形機及び一連の機械・装置等を使用し、陶磁器製飲食器等製品を量産製造する作業をいう。
【圧力鋳込み成形作業】
加圧式鋳込み機及び一連の機械・装置等を使用し、陶磁器製飲食器等製品を量産製造する作業をいう。
【パッド印刷作業】
パッド印刷機及び一連の機械・装置等を使用し、陶磁器製飲食器等製品を量産製造する作業をいう。
自動車整備 【自動車整備作業】
道路運送車両法に基づく、日常点検整備(※1)、定期点検整備(※2)、特定整備(※3)、新規検査における整備(※4)、継続検査における整備(※5)、構造等変更検査における整備(※6)、一般整備(※7)の作業をいう。
※1)日常点検整備とは、道路運送車両法(昭和26年6月1日法律第185号)第47条の2の整備をいう。
※2)定期点検整備とは、道路運送車両法第48条の整備をいう。
※3)特定整備とは、道路運送車両法第49条第2項に基づく、道路運送車両法施行規則(昭和26年8月16日運輸省令第74号)第3条に該当する整備をいう。
※4)新規検査とは、道路運送車両法第第59条の検査をいう。
※5)継続検査とは、道路運送車両法第62条の検査をいう。
※6)構造等変更検査とは、道路運送車両法第67条の検査をいう。
※7)一般整備とは、故障修理等で入庫した自動車の整備をいう。
ビルクリーニング 【ビルクリーニング作業】
ビルクリーニングは、不特定多数の利用者が利用する建築物(注1)の内部を対象に、衛生的環境の保護、美観の維持、安全の確保及び保全の向上を目的として、場所、建材、汚れ等の違いに対し、方法、洗剤及び用具を適切に選択して場所別及び部位別(注2)の清掃作業(注3)を行い、建築物に存在する環境上の汚染物質を排除し、清潔さを維持する作業をいう。
(注1) 住宅(戸建て、共同住宅の専有部分等)を除く建築物をいう。
(注2) 場所別とは、玄関ホール、通路、トイレ、昇降機、事務室等の区分をいい、部位別とは、床、壁面、天井、立体面等の区分をいう。
(注3) 清掃作業のうち、日常清掃作業は、毎日1回以上等の頻度で行う作業をいい、定期清掃作業は、年又は月等の単位で定期的に行う作業をいう。また、中間清掃作業は、日常と定期清掃作業との間で、汚れの程度に応じて清掃する作業をいい、臨時清掃作業は、契約以外で臨時的あるいは特別に実施する作業をいう。
介護 【介護作業】
身体上または精神上の障害があることにより、日常生活を営むのに支障がある人に対し、入浴や排泄、食事などの身体上の介助やこれに関連する業務をいう。
リネンサプライ 【リネンサプライ仕上げ作業】
1.リネンサプライ仕上げ作業とは、清潔に洗濯されたリネン(※1)を品種別にプレス又は乾燥の処理を施した後に畳み、検品、結束するまでの一連の作業をいう。
① リネンサプライ職種とは、日本標準産業分類の細分類「7813 リネンサプライ業」(「大分類N-生活関連サービス業、娯楽業」「中分類78-洗濯・理容・美容・浴場業」「小分類-781洗濯業」)をいう。
② リネンサプライ業とは、繊維製品を使用させるために貸与し、その使用後回収して洗濯して仕上げ、更にこれを貸与することを繰り返して行う事業をいう。
(※1)ホテルリネン関係(ホテル、旅館、レストラン、スーパー銭湯、サウナバス、ゴルフ場等で使用されるシーツ、デュベ(羽毛布団)カバー、包布、ピローケース、タオル、浴衣・ガウン・館内着、テーブルクロス、ナプキン、ユニフォーム等)及び病院寝具関係(病院、診療所等で使用されるシーツ、デュベ(羽毛布団)カバー、包布、ピローケース、病衣、パジャマ、ドローシーツ等)の繊維製品をいう。
2.リネンサプライ仕上げ作業を行う場合、「衛生基準」(※2)の認定を受けた施設における作業でなければならない。
(※2)ホテルリネン関係では(一社)日本リネンサプライ協会が定める「リネンサプライ業に係わる洗濯施設及び設備に関する衛生基準」、病院寝具関係では(一財)医療関連サービス振興会が定める「寝具類洗濯業務に関する基準(認定基準)」をいう。
コンクリート製品製造 【コンクリート製品製造作業】
社会基盤施設に用いるコンクリート製品(レディーミクストコンクリート(生コンクリート)を除く。)を製造工程が一貫して管理された工場で製造する作業をいう。
※クレーン又はフォークリフトの運転の業務及び玉掛の業務は必須業務に含まない。
宿泊 【接客・衛生管理作業】
下記の①~③のすべての条件を満たす宿泊施設における、宿泊、飲食、会合などでの施設の利用客に対する、到着時・出発時の送迎、チェックイン・チェックアウト作業、滞在中の接客作業や料飲提供作業、またそれらに伴う施設の準備・整備、利用客の安全確保、衛生管理のための作業をいう。
①旅館業法に定める旅館・ホテル営業の許可を得て、専ら客と対面して接遇をおこなう宿泊施設(※1)
 旅館業法第3条第1項の規定による旅館・ホテル営業の許可を証する書類(※2)
②食品衛生法に基づく営業許可を得た宿泊施設
 食品衛生法第52条に規定する営業許可として食品衛生法施行令第35条第1号の飲食店営業に係る営業許可書の写し(※3)
③消防法令適合通知書の交付を受けている宿泊施設
 消防法令適合通知書の写し(※4)
(※1)店舗型性風俗特殊営業に関する施設は除く。
(※2~4)受入の際にはこの書類が必要となります。
RPF製造 【RPF製造作業】
日本産業規格(JIS規格)JIS Z7311:2010「廃棄物由来の紙、プラスチックなど固形化燃料(RPF)」に準拠した廃棄物由来の紙、プラスチックなどを主要原料とした固形化燃料であるRPF(Refuse derived Paper and Plastics densified Fuel)を製造する作業をいう。
鉄道施設保守整備 【軌道保守整備】
軌道を構成する部材の交換又は規定された構造にするために整備を行う作業
ゴム製品製造 【成形加工】
成形機である圧縮成形機、射出成形機のいずれか1つ以上を用いて、又はこれらを組み合わせて用いて、熱及び圧力を加えることによって型(金型)でゴム材を所定形状に加工を行う作業をいう。
【押出し加工】
押出設備を用いて、型(ダイ)を通し、ゴム材を連続的に出して所定形状に加工を行う作業をいう。
【混練り圧延加工】
混練り圧延設備である混練機、ロール機、カレンダーロール機のいずれか1つ以上を用いて、又はこれらを組み合わせて用いて、型(ロール)でゴム材と配合剤を混練りした後、所定形状(シート形状等)に加工を行う作業をいう。
【複合積層加工】
複合積層設備を用いて、2つ以上の材料をゴム又は接着剤の粘着力で積層しながら型(ドラム、芯金)により所定形状に加工を行う作業をいう。
鉄道車両整備 【走行装置検修・解ぎ装】
鉄道車両整備の定期検査・修繕のうち、オーバーホールを行う工場における、走行装置の解装作業、機器検修作業、ぎ装作業。
【空気装置検修・解ぎ装】
鉄道車両整備の定期検査・修繕のうち、オーバーホールを行う工場における、空気装置の解装作業、機器検修作業、ぎ装作業。
木材加工 【機械製材作業】
製材機械を使用し、木材を木取りして製材、仕上げ、検査を行い、製材品を製造する作業をいう。 ※技能実習生を受け入れる事業所においては、「農林水産業・食品産業の作業安全のための規範(個別規範:木材産業)事業者向け」(令和3年2月26日付け2林政産第168号林野庁長官)に基づく取組が行われていることを要件とする。  当該取組状況について、一般社団法人全国木材組合連合会の確認を受けた者であること。

03-08 社内検定型の職種・作業(2職種4作業)

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技能実習3号に移行できない職種

技能実習2号への移行対象職種を紹介してきましたが、全ての職種が技能実習3号に移行できるというわけではありません。2024年12月現在、技能実習3号に移行できないのは以下の職種です。

漁業

職種名 作業名
漁船漁業 棒受網漁業

食品製造

職種名 作業名
牛豚食肉処理加工業 牛豚精肉商品製造
農産物漬物製造業 農産物漬物製造
医療・福祉施設給食製造 医療・福祉施設給食製造

繊維・衣服関係

職種名 作業名
カーペット製造 織じゅうたん製造
タフテッドカーペット製造
ニードルパンチカーペット製造

機械・金属関係

職種名 作業名
アルミニウム圧延・押出製品製造 引抜加工
仕上げ

その他

職種名 作業名
印刷 グラビア印刷
リネンサプライ リネンサプライ仕上げ
宿泊 接客・衛生管理
ゴム製品製造 成形加工
押出し加工
混練り圧延加工
複合積層加工
木材加工 機械製材作業

社内検定型の職種

職種名 作業名
空港グランドハンドリング 客室清掃
ボイラーメンテナンス ボイラーメンテナンス

2号・3号への移行には技能検定合格が必須

技能実習1号が技能実習2号へ、技能実習2号が技能実習3号へそれぞれ移行するには、技能検定や技能評価試験に合格しなければなりません。

検定試験への合格

技能実習1号は入国しておよそ9か月後に技能検定試験の基礎級を受験し、合格すれば技能実習2号に移行することができます

技能実習2号は随時3級の技能検定試験の対象となり、技能実習2号を修了する前に受験する義務があります。また、技能実習3号を目指す場合は随時3級に合格する必要があり、この検定の合格率が受入れ企業様や監理団体の優良認定に関わってきます。しっかり準備して合格を目指しましょう。
⇒技能検定対策がよくわかる資料をダウンロードする(無料)

3号への移行には優良認定が必要

技能実習2号の実習生が随時3級に合格すると技能実習3号に移行することができます。しかし受入れ企業様、そして監理団体が優良認定されていないと、技能実習3号を受け入れることができません

受入れ企業様が優良認定を受けるためには、150点満点の要件のうち6割以上の得点が必要です。
優良の要件は以下の6項目になります。

  • ①技能等の修得等に係る実績【最大70点】
  • ②技能実習を行わせる体制【最大10点】
  • ③技能実習生の待遇【最大10点】
  • ④法令違反・問題の発生状況【最大5点】
  • ⑤相談・支援体制【最大45点】
  • ⑥地域社会との共生【最大10点】

要件をクリアするのは簡単ではありませんが、優良認定を受けると技能実習3号の受入れが可能になり、技能実習生の受入れ人数も2倍になります。 ぜひ優良を目指しましょう。
⇒優良かどうかがチェック出来るエクセルシートをダウンロードする

技能実習から特定技能への移行が可能な職種

現在、特定技能での受入れが可能な職種は以下の16分野です。

【介護分野】 【ビルクリーニング分野】 【工業製品製造業】 【建設分野】 【造船・舶用工業分野】 【自動車整備分野】 【航空分野】 【宿泊分野】 【自動車運送業】 【鉄道分野】 【農業分野】 【漁業分野】 【飲食料品製造業分野】 【外食業分野】 【林業分野】 【木材産業分野】

特定技能として就労するには技能試験と日本語試験に合格する必要がありますが、

  • ・特定技能で従事する業務と技能実習2号で行っている職種・作業に関連性が認められる場合
  • ・技能実習2号を良好に修了(実習計画に従って2年10か月以上修了)している場合

これらに該当している場合はそれぞれ技能試験、日本語試験が免除されます

2024年3月29日の閣議決定で特定技能の職種が追加され、技能実習から特定技能へ移行できる職種も大幅に増加しました。現在以下の職種において、技能実習から特定技能への移行が可能となっています。

農業関係(3職種7作業)

職種名 技能実習の作業名 特定技能の分野(業務区分)
耕種農業 施設園芸 農業(耕種農業全般)
畑作・野菜
果樹
畜産農業 養豚 農業(畜産農業全般)
養鶏
酪農
林業 育林・素材生産作業 林業(育林、素材生産等)

漁業関係(2職種10作業)

職種名 技能実習の作業名 特定技能の分野(業務区分)
漁船漁業 かつお一本釣り漁業 漁業(漁業)
延縄漁業
いか釣り漁業
まき網漁業
ひき網漁業
刺し網漁業
定置網漁業
かに・えびかご漁業
棒受網漁業
養殖業 ほたてがい・まがき養殖 漁業(養殖業)

建設関係(22職種33作業)

職種名 技能実習の作業名 特定技能の分野(業務区分)
さく井 パーカッション式さく井工事 建設(土木)
ロータリー式さく井工事
建築板金 ダクト板金 建設(建築、ライフライン・設備)
内外装板金
冷凍空気調和機器施工 冷凍空気調和機器施工 建設(ライフライン・設備)
建具制作 木製建具手加工 建設(建築)
建築大工 大工工事 建設(建築)
型枠施工 型枠工事 建設(土木、建築)
鉄筋施工 鉄筋組立 建設(土木、建築)
とび とび 建設(土木、建築) 造船・舶用工業(造船)
石材施行 石材加工 建設(建築)
石張り
タイル張り タイル張り 建設(建築)
かわらぶき かわらぶき 建設(建築)
左官 左官 建設(建築)
配管 建築配管 建設(ライフライン・設備)
プラント配管
熱絶縁施工 保温保冷工事 建設(ライフライン・設備)
内装仕上げ施工 プラスチック系仕上げ工事 建設(建築)
カーペット系床上げ工事
鋼製下地工事
ボード仕上げ工事
カーテン工事
サッシ施工 ビル用サッシ施工 建設(建築)
防水施工 シーリング防水工事 建設(建築)
コンクリート圧送施工 コンクリート圧送工事 建設(土木、建築)
ウエルポイント施工 ウエルポイント工事 建設(土木)
表装 壁装 建設(建築
建設機械施工 押土・整地 建設(土木)
積込み
掘削
締固め
築炉 築炉 建設(建築)

食品製造関係(11職種19作業)

職種名 技能実習の作業名 特定技能の分野(業務区分)
缶詰巻締 缶詰巻締 飲食料品製造業全般
(飲食料品製造業全般(飲食料品(酒類を除く)の製造・加工・安全衛生))
食鳥処理加工業 食鳥処理加工
加熱性水産加工
食品製造業
節類製造
加熱乾製品製造
調味加工品製造
くん製品製造
非加熱性水産加工食品製造業 塩蔵品製造
乾製品製造
発酵食品製造
調理加工品製造
生食用加工品製造
水産練り製品製造 かまぼこ製品製造
牛豚食肉処理加工業 牛部分肉製造
牛豚精肉商品製造
ハム・ソーセージ
・ベーコン製造
ハム・ソーセージ
・ベーコン製造
パン製造 パン製造
そう菜製造業 そう菜加工
農産物漬物製造業 農産物漬物製造
医療・福祉施設給食製造 医療・福祉施設給食製造 外食業

繊維・衣服関係(13職種22作業)

職種名 技能実習の作業名 特定技能の分野(業務区分)
紡績運転 前紡工程 工業製品製造業(紡織製品製造)
精紡工程
巻糸工程
合ねん糸工程
織布運転 準備工程
製織工程
仕上工程
染色 糸浸染
織物・ニット浸染
ニット製品製造 靴下製造
丸編みニット製造
たて編ニット生地製造 たて編ニット製造
婦人子供服製造 婦人子供既製服縫製 工業製品製造業(縫製)
紳士服製造 紳士既製服製造
下着類製造 下着類製造
寝具製作 寝具製作
カーペット製造 織じゅうたん製造 工業製品製造業(紡織製品製造)
タフテッドカーペット製造
ニードルパンチカーペット製造
帆布製品製造 帆布製品製造 工業製品製造業(縫製)
布はく縫製 ワイシャツ製造
座席シート縫製 自働車シート縫製

機械・金属関係(17職種34作業)

職種名 技能実習の作業名 特定技能の分野(業務区分)
鋳造 鋳鉄鋳物鋳造 工業製品製造業
(機械金属加工)
造船・舶用工業(舶用機械)
非鉄金属鋳物鋳造
鍛造 ハンマ型鍛造 工業製品製造業(機械金属加工)
プレス型鍛造
ダイカスト ホットチャンバダイカスト 工業製品製造業(機械金属加工)
コールドチャンバダイカスト
機械加工 普通旋盤 工業製品製造業
(機械金属加工)
造船・舶用工業
(舶用機械、舶用電気電子機器)
フライス盤
数値制御旋盤
マシニングセンタ
金属プレス加工 金属プレス 工業製品製造業(機械金属加工)
鉄工 構造物鉄工 工業製品製造業
(機械金属加工)
建設(土木、建築) 造船・舶用工業
(造船、舶用機械)
工場板金 機械板金 工業製品製造業(機械金属加工)
めっき 電気めっき 工業製品製造業(金属表面処理)
溶融亜鉛めっき
アルミニウム陽極酸化処理 陽極酸化処理 工業製品製造業(金属表面処理)
仕上げ 治工具仕上げ 工業製品製造業
(機械金属加工)
造船・舶用工業(舶用機械)
金型仕上げ
機械組立仕上げ
機械検査 機械検査 工業製品製造業(機械金属加工)
機械保全 機械系保全 工業製品製造業
(機械金属加工)
造船・舶用工業(舶用機械)
電子機器組立て 電子機器組立て 工業製品製造業
(電気電子機器組立て)
造船・舶用工業
(舶用電気電子機器)
電気機器組立て 回転電機組立て 工業製品製造業
(電気電子機器組立て)
造船・舶用工業
(舶用電気電子機器)
変圧器組立て
配電盤・制御盤組立て
開閉制御器具組立て
回転電機巻線制作
プリント配線板製造 プリント配線板設計 工業製品製造業
(電気電子機器組立て)
造船・舶用工業
(舶用電気電子機器)
プリント配線板製造

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その他(21職種38作業)

職種名 技能実習の作業名 特定技能の分野(業務区分)
家具製作 家具手加工 ※該当なし
印刷 オフセット印刷 工業製品製造業(印刷・製本)
グラビア印刷
製本 製本 工業製品製造業(印刷・製本)
プラスチック成形 圧縮成形 工業製品製造業(プラスチック製品製造業)
射出成型
インフレーション成形
ブロー成形
強化プラスチック成形 手摘み積層成形 ※該当なし
塗装 建築塗装 工業製品製造業
(機械金属加工)
建設(土木、建築) 造船・舶用工業
(造船・舶用機械)
金属塗装 工業製品製造業
(機械金属加工)
造船・舶用工業
(造船、舶用機械)
鋼橋塗装 工業製品製造業
(機械金属加工)
建築(土木、建築) 造船・舶用工業
(造船、舶用機械)
噴霧塗装 工業製品製造業
(機械金属加工)
造船・舶用工業
(造船、舶用機械)
溶接 手溶接 工業製品製造業
(機械金属加工)
建設(土木、建築、ライフライン・設備) 造船・舶用工業
(造船、舶用機械)
半自動溶接
工業包装 工業包装 工業製品製造業(機械金属加工、電気電子機器組立て)
紙器・段ボール箱製造 印刷箱打抜き 工業製品製造業(紙器・段ボール箱製造)
印刷箱製箱
貼箱製造
段ボール箱製造
陶磁器工業製品製造 機械ろくろ成形 工業製品製造業(陶磁器製品製造)
圧力鋳込み成形
パッド印刷
自動車整備 自働車整備 自動車整備
ビルクリーニング ビルクリーニング ビルクリーニング
介護 介護 介護
リネンサプライ リネンサプライ仕上げ ※該当なし
コンクリート製品製造 コンクリート製品製造 工業製品製造業(コンクリート製品製造)
宿泊 接客・衛生管理 宿泊
RPF製造 RPF製造 工業製品製造業(RPF製造)
鉄道施設保守整備 軌道保守整備 鉄道
ゴム製品製造 成形加工 ※該当なし
押出し加工
混練り圧延加工
複合積層加工
鉄道車両整備 走行装置検修・解ぎ装 鉄道
空気装置検修・解ぎ装

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社内検定型の職種・作業(2職種4作業)

職種名 技能実習の作業名 特定技能の分野(業務区分)
空港グランドハンドリング 航空機地上支援 空港グランドハンドリング
航空貨物取扱
客室清掃
ボイラーメンテナンス ボイラーメンテナンス ※該当なし

1号実習のみで受入れ可能な職種

移行対象職種でない場合でも、1年間のみの技能実習1号を受け入れることは可能です。
ただし職種は技能実習制度の目的に則り、開発途上地域への技能移転や経済発展に寄与すると認められる職種に限られます。また、写真付きの工程表(フローチャート)の提出や、移行対象職種と同様に安全衛生に係る業務への従事も必要となります。

当然のことながら入国後講習の期間もあるため、実習期間は実質1年未満となります。
そのため、ほとんどのケースで移行対象職種で技能実習生を受け入れて、技能実習2号以降まで実習が行われています

まとめ

2008年当時は62職種114作業だった移行対象職種が、2024年12月現在91職種167作業にまで増加しています。これからも、業界の声の高まりと技術移転の是非が認められれば、移行対象職種は増えていくことでしょう。

育成就労に移行していくに当たり制度の在り方も変わってきますが、特定技能への橋渡しという意味において「人材育成」という目的は変わることはありません。 今後も技能実習制度のポイントをしっかり押さえて、正しく運用していきましょう。
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外国人技能実習生
受入事例集
エヌ・ビー・シー協同組合を通じて技能実習生を受け入れた企業様にインタビューした記事をまとめました